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石上神宮[いそのかみじんぐう]公式サイト

石上神宮

布留川(ふるがわ)

布留川古川、振川とも記されます。東方の龍王山(りゅうおうざん)を源として、西方の平野部に流れ、西流して初瀬川(はせがわ)と合流しています。
1級河川であり、上流には天理ダムが建設されています。『万葉集』に布留川を詠った歌2首(1111番・3013番)があります。
「布留川と布留」について次のような昔話もあります。
説話 『布留川と布留』

昔、布留川(ふるがわ)の上流から、一(ひと)ふりの剣(つるぎ)が美しい水の流れとともに、泳ぐように流れてきました。そして、流れながら剣に触れるものを、次から次へと2つに切っていきました。
そのとき、その川の下流では、1人のうら若い娘が洗濯をしていました。
ふと、娘は頭を上げて川上を見ると、川上から岩や木を切りながら、流れてくる剣が目につきました。すばやく避けようとした瞬間、洗いすすがれた白い布の中に剣が流れ込んだのです。あわや布が切れたかと思いましたが、そのまま剣は布の中にぴたりと留(と)まっているではありませんか。娘はびっくりしました。こんなに鋭(するど)い剣が布をも切らずにその中に留(と)まったことへの驚きようは、言いようもありません。ふと、われにかえって、この不思議さにつくづく感心しました。
これはただごとではない、神様のされる事だと、早速その見事な剣(つるぎ)を神宮に奉納(ほうのう)しました。
そして、剣が布に留(と)まった所(ところ)ということから、布留(ふる)という地名が出来たとも言われています。
石上神宮の鎮座地はこの布留町(ふるちょう)です。

印刷用PDFデータ 石上神宮フォトログ「山の辺の杜から」 山の辺の道 周辺ガイド&花ごよみ
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