1月
神火祭(しんかさい)・新春初太鼓

1月1日 午前0時
午前0時とともに氏子崇敬者により、新しい年の初めを告げる大太鼓が打ち鳴らされます。続いて、拝殿より鑽(き)り出した斎火(いみび)により参道に設けられた大篝火(おおかがりび)に点火されます。この大篝火は1月5日夕刻まで、5日間燃え続けます。
歳旦祭(さいたんさい)
1月1日 午前5時
新春を言祝(ことほ)ぎ、皇室国家の安泰と世界の平和、氏子・崇敬者の家内安全、家業の繁栄が祈られます。
元始祭(げんしさい)
1月3日 午前9時
宮中三殿で行われるにあたり、併せて斎行します。年頭にあたって天皇の御位(みくらい)の始まりと由来とを祝し、国民の安寧と国の隆昌が祈られます。
昭和天皇祭遙拝式(しょうわてんのうさいようはいしき)

1月7日 午前9時
昭和天皇の崩御(ほうぎょ)されたこの日に宮中では皇霊殿と武蔵野陵で、先帝陛下の御霊に対し、おまつりが行われます。これに併せて遙拝式を行います。
月次祭(つきなみさい)

1月15日 午前9時
午前9時より、宮司以下の奉仕により15日の月次祭を斎行します。皇室・国家の弥栄、安泰と氏子・崇敬者をはじめ国民の安全といよいよの隆昌、平和な世の中になることを祈念します。
祝詞に続いて、巫女により神楽「豊栄の舞(とよさかのまい)」が奏せられます。
続いて、宮司の玉串拝礼の後、参列者の玉串拝礼があります。
最後に宮司の挨拶があり、参列者に御神前に供えられた神酒での直会があります。
この後、続いて出雲建雄神社(いずもたけおじんじゃ)のほか摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)を巡拝します。
皆様も是非ご一緒にご参列下さい。
出雲建雄神社例祭(いずもたけおじんじゃれいさい)
1月15日
月次祭に引続いて執行します。平安時代(927年撰進)に記された「延喜式」に載せられる神社で、草薙剣(くさなぎのつるぎ)の荒魂(あらみたま)を祀ります。
この日、1年に1回の例祭が斎行され、宮司以下祭員が大前に進み、崇敬者の参列のもと、行われます。
どうぞご一緒に参列下さい。
古神符焼納祭(こしんぷしょうのうさい・大とんど)

1月15日 午前10時
出雲建雄神社例祭に続いて行われます。小正月と言われるこの日は日本各地で、正月飾りや旧年の神符を焚く行事が行われます。
当神宮においても社務所前の祭場には、この日までに持ち込まれた神符類が高く積み上げられています。神事の後、斎火により焼納されます。
参列者が大勢見守る中、宮司以下全員で大祓詞(おおはらえのことば)・十種祓詞(とくさのはらえのことば)を奏上します。
どうぞご一緒に参列下さい。
2月
月次祭(つきなみさい)

2月1日 午前10時
1日(ついたち)は、月の始まりの日であり、すがすがしい気持ちと共に迎える日です。午前10時より、宮司以下の奉仕により月次祭を斎行します。
皇室・国家の弥栄、安泰と氏子・崇敬者をはじめ国民の安全といよいよの隆昌、平和な世の中になることを祈念します。
祝詞に続いて、巫女により神楽「豊栄の舞(とよさかのまい)」が奏せられます。
続いて、宮司の玉串拝礼の後、参列者の玉串拝礼があります。
最後に宮司の挨拶があり、参列者に御神前に供えられた神酒での直会があります。
この後、続いて出雲建雄神社(いずもたけおじんじゃ)のほか摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)を巡拝します。
皆様も是非ご一緒にご参列下さい。
玉の緒祭(たまのおさい)

節分前夜 午後5時30分
節分前夜に行われる祭り。午後5時30分より、拝殿で斎行されます。宮司以下神職は、神前に面し、正面に宮司、以下神職が右横一列に座ります。まず、修祓を行い、神饌・玉の緒・神事用具・神職・参列者の順にて祓います。神饌は事前に高杯(たかつき)3台に供えられています。他に高杯7台に、氏子崇敬者の姓名・年齢を記した御守「玉の緒」も供えられます。祝詞奏上後、招魂の儀が行われます。次に、禰宜が「十代物袋(としろものぶくろ)」と墨書された紙袋を取り付けた著鈴榊で、神前に供えられた玉の緒と参列者一同を祓います。続いて、宮司が神前に進み拝礼、神職以下参列者一同も宮司に合わせて拝礼します。
次に、宮司が神前の「玉の緒」一体を禰宜に授けます。以下は鎮魂祭に同じで、午後6時30分過ぎに終了します。
11月22日斎行の鎮魂祭は、天皇のための祭祀として意義付けられ、広く国民のための鎮魂祭として、冬から春へと季節のうつりかわる前夜に、玉の緒祭と名付け、斎行されるようになりました。
予め申し込まれた氏子・崇敬者の姓名・年齢を記した御守「玉の緒」約2万体を、お祭りが終われば頒布します。
この御守は、その人の1年間の息災長寿・開運厄除の御守として大切に祀られます。
この「玉の緒」をご希望の方は事前にお申し込み下さい。社務所(TEL0743-62-0900)にお申し出いただくと申込用紙をお送り致します。
節分祭(せつぶんさい)
節分当日 午後3時
立春の前日、節分の日に斎行します。この日は特に神様に献る神饌に「福豆(ふくまめ)」が加えられ、国家・国民の繁栄が祈られます。
併せて、節分祈祷を申し込まれた方々の安全が祈られます。
節分豆撒き神事として、拝殿内で福豆が撒かれます。
どうぞご一緒に参列下さい。
紀元祭(きげんさい)
2月11日 午前9時
神武天皇が、橿原の宮に即位された日(『日本書紀』より)を太陽暦に換算し、建国の日として、祝日となりました。終戦で一旦廃止されましたが、昭和41年あらためて国民の祝日に加えられました。
日本の国の誕生を祝うとともに、この国のいよいよの発展と国民の隆昌が祈られます。
どうぞご一緒に参列下さい。
月次祭(つきなみさい)

2月15日 午前10時
午前10時より、宮司以下の奉仕により15日の月次祭を斎行します。皇室・国家の弥栄、安泰と氏子・崇敬者をはじめ国民の安全といよいよの隆昌、平和な世の中になることを祈念します。
祝詞に続いて、巫女により神楽「豊栄の舞(とよさかのまい)」が奏せられます。
続いて、宮司の玉串拝礼の後、参列者の玉串拝礼があります。
最後に宮司の挨拶があり、参列者に御神前に供えられた神酒での直会があります。
この後、続いて出雲建雄神社(いずもたけおじんじゃ)のほか摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)を巡拝します。
皆様も是非ご一緒にご参列下さい。
祈年祭(きねんさい)
2月19日 午前11時
正式には「としごいのまつり」と読み、「とし」は穀物のみのりを意味し、五穀の豊穣をはじめとして、諸産業の順調な発展と国家・国民の繁栄を祈る古来よりの大切な祭典です。戦前には全国の官国幣社には勅使が参向になり、お供物がありました。一般には2月17日の斎行となっていますが、奈良県内には12社の官幣社があり、当神宮への参向は例年19日となっていましたので、現在も19日に行っています。
併せて氏子よりの献納の初穂が御神前にお供えされます。
当日は松の小枝をワラで束ねた「松苗」がご神前に供えられ、祭典後参列者に授与されます。この松苗を苗代の水口に挿しておくと虫害を防ぎ、豊作になると言われています。
天長祭(てんちょうさい)
2月23日 午前10時
天皇陛下のお生まれになったこの日に、天皇陛下の安泰長久と併せて日本国の隆昌、国民の安全が祈られます。ご一緒に参列下さい。